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トリコロル・パリ文 ドミニク・ル・バグス絵「フランスのおしごとABC」

第21回 U

Urbaniste

男性形:un urbaniste / l’urbaniste
女性形:une urbaniste / l’urbaniste

「都市に関わること」を意味する形容詞「urbain」から派生した言葉。末尾に「-iste」を付けて、職業や何らかの主義をもつ人を表すパターンで、「都市計画家」を意味します。都市全体の開発や整備を専門とし、建物を設計する「建築家=Architecte」とは似て非なるお仕事です。

パリの都市整備といって忘れてはならないのはやはり、19世紀後半にセーヌ県知事オスマンが手がけた大規模な都市改造でしょう。中世から残っていた風通しの悪い小道を壊し、幅広い道路を新たに建設。道路に面する建物の高さや屋根の形などを統一して都市の景観を整えました。そんなオスマン様式の石造りの建物はまさにパリを象徴するもののひとつです。凱旋門を中心に放射状に延びる12本の道路をはじめ、現在も残る美しいパリの風景は、まさにオスマンの時代の「urbaniste」たちの作品なのかもしれません。

◇トリコロル・パリさんの文&ドミニク・ル・バグスさんの絵をもっと楽しみたい方は、こちらもどうぞ♪

『おしゃべりがはずむ フランスの魔法のフレーズ』
トリコロル・パリ 著 ドミニク・ル・バグス 絵

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著者略歴

  1. トリコロル・パリ(荻野雅代・桜井道子)

    フランス在住15年以上の日本人ふたり組。2010年に立ち上げたパリとフランスの情報サイト「トリコロル・パリ」(http://tricolorparis.com)でパリの観光情報やフランスの素顔を独自の目線で伝えている。『パリでしたい100のこと』(自由国民社)などのガイドブックから『パリが楽しくなる!かんたんフランス語』(パイ・インターナショナル)などのフランス語会話集まで、著書多数。 Instagram / Facebook / Twitter : tricolorparis

  2. ドミニク・ル・バグス(Dominique Le Bagousse)

    テキスタイルデザイナーとして仕事をするかたわら、イラストレーターとしても活躍。大好きな絵を通じて子供向けのアートや文化活動にも力を注いでいる。2016年、自宅で仕事をするフリーランスの悲哀を描いた初のエッセイイラスト集『Télé Mac』(Pyramyd社)を出版。優しさとユーモア、繊細さがある絵は、見るものを自然と微笑ませる。 http://dominiquelebagousse.fr/http://cargocollective.com/dominiquelebagousse/Instagram : dominiquelebagousse

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