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トリコロル・パリ文 ドミニク・ル・バグス絵「フランスのおしごとABC」

第13回 M

Marin

男性形:un marin / le marin

「船乗り」「水兵さん」を意味する「Marin」。日本人にも馴染みがある字面なので「マリン」と読みたくなりますが、フランス語では「マラン」と読みます。

フランス海軍(Marine Nationale)の制服にはさまざまな種類がありますが、今回のクマさんの、赤いポンポンつきのベレー帽に、セーラー襟(Col marin)は昔からあるスタイル。下に着たボーダーシャツ(Marinière)を胸元から覗かせることもあります。

もちろん海軍の兵士だけでなく、漁師さんや観光船の船員なども「Marin」。まさに、「海の男」の総称という感じです。日本と同じく、フランスでも海に出る仕事は男性がほとんどということもあって、この単語は男性形しかありません。


◇トリコロル・パリさんの文&ドミニク・ル・バグスさんの絵を
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『おしゃべりがはずむ フランスの魔法のフレーズ』
トリコロル・パリ 著 ドミニク・ル・バグス 絵

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著者略歴

  1. ドミニク・ル・バグス(Dominique Le Bagousse)

    テキスタイルデザイナーとして仕事をするかたわら、イラストレーターとしても活躍。大好きな絵を通じて子供向けのアートや文化活動にも力を注いでいる。2016年、自宅で仕事をするフリーランスの悲哀を描いた初のエッセイイラスト集『Télé Mac』(Pyramyd社)を出版。優しさとユーモア、繊細さがある絵は、見るものを自然と微笑ませる。 http://dominiquelebagousse.fr/http://cargocollective.com/dominiquelebagousse/Instagram : dominiquelebagousse

  2. トリコロル・パリ(荻野雅代・桜井道子)

    フランス在住15年以上の日本人ふたり組。2010年に立ち上げたパリとフランスの情報サイト「トリコロル・パリ」(http://tricolorparis.com)でパリの観光情報やフランスの素顔を独自の目線で伝えている。『パリでしたい100のこと』(自由国民社)などのガイドブックから『パリが楽しくなる!かんたんフランス語』(パイ・インターナショナル)などのフランス語会話集まで、著書多数。 Instagram / Facebook / Twitter : tricolorparis

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