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岩崎力「敬虔な思い出たち マルグリット・ユルスナール」

岩崎力氏エッセイ「敬虔な思い出たち マルグリット・ユルスナール」について

『アレクシス』『黒の過程』『追悼のしおり』ほか数々のユルスナール作品を訳した岩崎力さんが、パリやアメリカ、東京、京都で作家と共に過ごした時間を回想したエッセイ「敬虔な思い出たち マルグリット・ユルスナール」(『ふらんす』2000年4月号〜2001年3月号掲載)を、「webふらんす」にて配信します。

ユルスナールの自伝的三部作〈世界の迷路〉の第一巻『追悼のしおり』の原題はSouvenirs pieux。直訳すれば「敬虔な思い出たち」です。亡くなったひとの思い出を永続させるため、遺族が聖像と祈りの言葉を添えて近親者に送るカードのことをそう呼ぶことから、訳者の岩崎氏はこの作品に「追悼のしおり」という邦題をつけました。雑誌『ふらんす』で2000年4月から1年間連載された「敬虔な思い出たち マルグリット・ユルスナール」は、岩崎力氏による「追悼のしおり」です。

岩崎力(いわさき・つとむ)
1931年生まれ。フランス文学者、翻訳家、東京外国語大学名誉教授。
著書に『ヴァルボワまで 現代文学へのオベリスク』。訳書にマルグリット・ユルスナール『アレクシスあるいは空しい戦いについて』『とどめの一撃』『黒の過程』『流れる水のように』『目を見開いて』『追悼のしおり〈世界の迷路 Ⅰ〉』、クロード・シモン『歴史』、フィリップ・ソレルス『公園』『ドラマ』『黄金の百合』『ゆるぎなき心』、マルセル・ブルースト『楽しみと日々』、ヴァレリー・ラルボー『罰せられざる悪徳・読書』『幼なごころ』『A・O・バルナブース全集』ほか多数。

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