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李軼倫「李先生の中国語ライブ授業 特別講義」

第3回 学習者からの質問③ 発音いろいろ

【質問5】
台湾ドラマが好きで、よく見ているのですが、ずっと台湾華語を聞いていると、自分の発音だんだんも影響されてくる気がします。
台湾っぽい発音は、大陸の人にとっては印象がよくないでしょうか?
(formosaさん)

【李先生からの回答】
そんなことはありません。
ぼく自身は、台湾華語の発音を聞くと、やさしくてかわいらしい印象をもちます。
中国語にはいろんな地域差がありますから、気にしなくていいですよ。


【質問6】
歯科矯正中でうまく口が回りません。
中国語の練習のコツは口を大袈裟に動かすことと聞いたことがありますが、なかなか難しいです。
歯科矯正中の発音練習のコツを教えてください!
(ほっけっけ(未未)さん)

【李先生からの回答】
これは難しい質問ですね。
たしかに、中国語は日本語よりも大きく口を動かして発音します。
でもネイティブでも歯科矯正中の人はいますし、地域によっては口をあまり開けずにしゃべる人たちもいますから、悲観することはないと思います。
動かせる範囲で、無理せず練習してください。

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著者略歴

  1. 李軼倫(り・いつりん)

    北京出身。3児の父。2000 年に来日し、東京外国語大学大学院にて中国語文法・中国語教育を専攻。現在は東京外国語大学、早稲田大学ほかで日々中国語を教えている。NHKラジオ講座でも講師を務め、NHK国際放送のアナウンサー、フリーランスのナレーター・声優としても活躍。好きな音楽をかけ、お酒を飲みながら料理するのが至福の時間。好物はラーメン。
    著書に『ちょこっと中国語翻訳 ネイティヴらしく表現するコツ』『口からはじめる中国語 パズル式作文トレーニング』(白水社)、『これからはじめる 中国語入門』『李軼倫先生と学ぶ はじめての中国語』(NHK 出版)、『はじめよう中国語音読』(アスク出版)ほか多数。

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