・フランスを代表するアコーディオン奏者、ダニエル・コラン。生誕80年を記念して録音されたメモリアル・アルバム発売
　オリジナル・ソロ・アルバムとしては、2011年以来、10年ぶりのCD『アニバーサリー』（Daniel Colin “L’ANNIVERSAIRE”） は、2021年3月にパリで録音。情感あふれるアコーディオンが魅力的な会心作。36頁ブックレットには、最新インタビューを含む、アルバム・曲解説、ボーカル曲の歌詞・対訳付。（POS4525506002892　リスペクトレコード、2970円）

・映画『恐るべき子供たち4Kレストア版』
　フランス公開70周年を記念して修復されたコクトーとメルヴィルの作品。1920～1950年代、ジャン・コクトーは、『美女と野獣』『オルフェ』など詩・小説・絵画・演劇・批評・映画などさまざまな才能を発揮し、当時の多くの芸術家たちに影響を与えた。一方、ジャン＝ピエール・メルヴィルは、スタジオ式の撮影スタイルとは距離を置き、即興性を重んじた撮影方法を敢行、映画界に大きな革新をもたらし、フィルム・ノワールのスタイルを確立していく。日本語字幕：横井和子／監修：中条省平。2021年10月2日（金）より、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開予定。 https://reallylikefilms.com/osorubeki

・ルネ・クレール没後40周年特別上映
　映画監督ルネ・クレール没後40周年として、名作5作品の4Kデジタル・リマスター版特別上映。『巴里の屋根の下』『ル・ミリオン』『自由を我等に』『巴里祭』『リラの門』。2021年10月15日（金）より、東京・新宿武蔵野館ほか全国公開。http://www.cetera.co.jp/rene40/