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イベント情報(『ふらんす』2026年5月号掲載)

【展覧会】

◉大ゴッホ展 Ⅰ. 夜のカフェテラス

オランダを代表する画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853–90)。現代でこそ世界的に高い人気を誇り、唯一無二ともいえる存在感を放つ画家となりましたが、その人生は苦難の連続でした。しかし彼は困難に立ち向かい続け、諦めない強さ、そして癒しと安らぎを芸術に見出しました。本展では、クレラー゠ミュラー美術館が所蔵するコレクションから、《夜のカフェテラス》をはじめとする約60点の作品と、モネやルノワールなど、同時代の作品を展示。阪神・淡路大震災から30 年の2025 年に神戸から始まったこの大規模な巡回展の第1期については以前にもこの欄でお伝えしましたが、現在福島県立美術館で開催中。その後、東京・上野の森美術館に巡回します。第1期はオランダ時代からパリ時代を経てアルルに至る画業前半を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを辿る展覧会です。そしていよいよ2027年に開催される第2期では、《アルルの跳ね橋》などが来日し、アルルから晩年までの画業後半に迫ります。ファン・ゴッホの人生とともに歩む両期をあわせると、その作品数は約100点にのぼる規模となります。どうぞお見逃しなく!/[第1期]会期:〜2026年5月10日(金)福島県立美術館、2026年5月29日(金)~8月12日(水)上野の森美術館、[第2期]会期:2027年2月6日(土)〜2027年5月30日(日)神戸市立博物館、2027年6月19日(土)〜9月26日(日)福島県立美術館、2027年10月〜2028年1月、上野の森美術館、[URL]https://grand-van-gogh.com/

【映画】

◉シンプル・アクシデント/偶然

世界三大映画祭すべてで最高賞を受賞するという史上4人目の快挙を成し遂げた、イランの巨匠ジャファル・パナヒが手がけたサスペンススリラー。不当に刑務所に投獄された人々が復讐を試みる姿を、スリリングかつユーモラスに描きます。監督⾃⾝が⼆度にわたって投獄された経験と、同房で出会った⼈々のリアルな声から着想を得て、物語へ織り込み、類い希なる映画へと昇華。冒頭からノンストップに渦巻く連鎖の中へと引き込まれ、最後まで⽬も⽿もスクリーンに釘付けになる、魂を揺さぶる強烈なスリラー。本作は、2025年・第78回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。フランス映画祭2026上映作品。2026年5月8日(金)より吉祥寺アップリンクほか全国順次公開、[URL]https://www.unifrance.jp/festival/2026/

◉OXANA 裸の革命家・オクサナ

情熱と芸術を武器に世界へ抗った、ウクライナのフェミニスト活動団体「FEMEN」の共同創設者として知られる活動家で芸術家のオクサナ・シャチコの人生を描いたドラマ。監督は、2020年の長編デビュー作「スラローム 少女の凍てつく心」でスポーツ界における性暴力の実態を描き、国際的に注目を集めたフランスの新鋭シャルレーヌ・ファビエ。戦禍のウクライナでオンラインオーディションにより見いだされたアルビーナ・コルジがオクサナ役で映画初主演を務めます。フランス映画祭2026上映作品。2026年5月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開、[URL]https://www.unifrance.jp/festival/2026/

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