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謎のアーティストInvaderと街歩き

70年代に日本で生まれて流行したスペース・インベーダー(カニ・タコ・イカ・UFOをモチーフにしたビデオゲーム)。その図柄を用いて、パリを拠点に世界中の都市の壁や橋などにタイルでストリートアートを施す覆面アーティストInvaderが、いま注目を集めています。フランスのバンクシーとも称されるInvaderは、2026年現在、世界87の地域(さらには宇宙空間にまで!)で、4300体以上の作品を展開しています。公式アプリを使って、ポケモンGOさながらに街でインベーダーの「捕獲」を楽しめる、そんなアートとゲームを融合させた「侵略(Invasion)」活動が、いま人々を街歩きや旅へと誘っています。

『ふらんす』2026年6月号から、特集「謎のアーティストInvaderと街歩き」の一部をご紹介します。

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「トリコロル・パリ 桜井のお気に入りインベーダー」桜井道子

2018年からハントを始め、インベーダーに導かれるまま休暇のたびに世界各地を巡り、これまでに60地域で2970体以上を捕獲(フラッシュ)してきました。現在のランキングは125位。今回は、その中でも特に心に残っているSIのいくつかをご紹介します。

 


ORLN_12(オルレアン)
解像度低めのジャンヌ・ダルクがかわいい。電車で1時間なので「侵略」直後はパリのプレイヤーが殺到。

 


MARS_39(マルセイユ)
この町の誇りジダン。観光客がいかない地区にもSIが多く、ハントを通して町をより深く知れる。

 


MTB_09(モントーバン)
この町出身の画家アングルの名作『泉』を元にしたこのSIは文句なしにストリートアートの傑作。

 


MUN_01(ミュンヘン)
ジョッキの泡やラベルなどピクセルアート表現の上手さはさすが。ご当地飲み物は定番テーマの1つ。

 


HK_78(香港)
繊細に表現されたドラゴンが香港らしい美しさの作品だが現在は消失。プレイヤーたちの嘆きは大きかった。

 


SL_05(ソウル)
街路表示のデザインを模したSIは街の風景に溶け込むInvaderのストリートアートの代表格。

 


TK_119(東京)
誰もが「捕獲」を夢見た渋谷のアトムは消失して伝説的存在に。SIにとって東京は鬼門という印象。

(一部抜粋)

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『ふらんす』2026年6月号では、桜井さんの記事の完全版のほか、下記の記事も掲載しています。ぜひご覧ください。

「インベーダーをつかまえて〈東京編〉」深川聡子
「街角のピクセル・アート ―Invaderの侵略―」釣馨&武内英公子
「トリコロル・パリ 桜井のお気に入りインベーダー20」桜井道子
「歩くこと、ひらかれること 『歩くという哲学』訳者・谷口亜沙子さんに聞く」

>『ふらんす』2026年6月号の詳細はこちら

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