新刊・おすすめ書籍(『ふらんす』2025年3月号掲載)
◉マッシモ・カッチャーリ『ヨーロッパの地理哲学』上村忠男訳(講談社選書メチエ、2255円)
◉小沢明也『デカルトの知性主義 分析的方法の精神化とその基づけ』(知泉書館、6050円)
◉カトリーヌ・シャリエ『無限者の痕跡 エマニュエル・レヴィナスとヘブライ的源泉』佐藤香織訳(法政大学出版局、6380円)
◉アニー・ビトボル゠エスペリエス『デカルトにおける生命の原理』香川知晶訳(法政大学出版局、4840円)
◉トマ・ピケティ/マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』岡本麻左子訳(早川書房、2200円)
◉ローラン・リシャール/サンドリーヌ・リゴー『世界最凶のスパイウェア・ペガサス』江口泰子訳(早川書房、3300円)
◉フランソワ・デュフール『ジャーナリズムの100語』村松恭平訳(白水社文庫クセジュ、1540円)
◉フロランス・ロシュフォール『世界のなかのフランスのフェミニズム』伊達聖伸訳(白水社文庫クセジュ、1540円)
◉レオポル・ミジョット『古代ギリシアのいとなみ 都市国家の経済と暮らし』佐藤昇訳(刀水書房、3520円)
◉服部春彦『フランス革命と絵画 イギリスへ流出したコレクション』(昭和堂、5280円)
◉ヴァンサン・モテ『スケープゴートが変えた世界史 上 ネロ、ルクレツィア・ボルジアからカトリーヌ・ド・メディシス』太田佐絵子訳(原書房、2530円)
◉ヴァンサン・モテ『スケープゴートが変えた世界史 下 マリー゠アントワネット、マタ・ハリからラスプーチン』太田佐絵子訳(原書房、2530円)
◉オドレー・デュストゥール/アントワーヌ・ヴィストラール『アリの放浪記 多様な個が生み出す驚くべき社会』丸山亮訳、丸山宗利監修(山と渓谷社、3190円)
◉ジョルジュ・シムノン『月射病』瀬名秀明監修、大林薫訳(東宣出版、2420円)
◉吉川一義『『失われた時を求めて』の謎 隠された構造を探る』(岩波書店、7480円)
◉ロバート・ハーヴェイ『コモン・グラウンドの倫理 デュラス、フーコー、シャールの文学空間』中川真知子訳(水声社、7150円)
◉ヘイリー・エドワーズ゠デュジャルダン『色の物語 ゴールド』丸山有美訳(翔泳社、3630円)
◉深尾由美子『セヴラック 追憶の変奏曲 全ピアノ作品とその創作思想』(春秋社、3850円)
◉ギヨーム・デミュール文、ローラン・オードゥアン絵『100%スキー 学べる絵本でスキーがもっと好きになる』清水幸子訳(サウザンブックス社、2420円)
◉バティスト・ボーリュー文、チィン・レン絵『みんなみんなとってもすてき』ひがきゆみ訳(ひさかたチャイルド、1980円)─すべて税込価格