「プーシキン美術館展──旅するフランス風景画」@ 東京都美術館

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館から、17世紀から20世紀の風景画65点が来日します。神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをたどります。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。

なかでも、初来日となるモネの《草上の昼食》は、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しており、印象派の誕生前夜、26 歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。

ほかにもルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集い、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」を堪能できます。

■会期：2018年4月14日（土）～7月8日（日）、月曜休室（ただし4月30日は開室）
　開室時間：9:30 ～ 17:30（金曜は20:00まで、入室は閉室の30分前まで）
■会場：東京都美術館 企画展示室（東京・上野公園）

特設サイト
http://pushkin2018.jp/