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9/21、22、23 加藤周一生誕100年記念国際シンポジウム

加藤周一生誕100年記念国際シンポジウム

①「加藤周一の知的遺産と世界の中の日本
戦後日本を代表する国際的知識人であり、語の真正の意味での批評家にして作家であった加藤周一。平凡社『世界大百科事典』の編集長だったことが示すように「専門をもたないことを専門」とし、学問のタコツボ化を排して文学・芸術・思想から歴史・政治・社会までを自由自在に論じました。言論の自由を守るため特定の組織に帰属することを好まず、和・漢・洋に通じ、英・独・仏をよくして諸外国の大学に招かれ、日本の文化を世界に伝え、世界の動きを日本に伝えた、コスモポリタンなパトリオット(愛国者)であった彼は、晩年は「九条の会」の呼びかけ人になり平和主義を貫きました。加藤周一の生誕100年となる今年、日本が誇る知識人とともに世界の中の日本の未来を考える国際シンポジウムが開催されます。

日時:2019年9月21日(土)、22日(日)、10:00 ~ 18:00
会場:日仏会館ホール(東京・恵比寿)
登壇者:ピエール=フランソワ・スイリ、クリストフ・サブレ、イルメラ・日地谷=キルシュネライト、ソーニャ・アンツェン、ジュリー・ ブロック、樋口陽一、海老坂武、三浦信孝、澤田直、山元一、三浦篤、水村美苗、西谷修、小熊英二、白井聡、片岡大右
[司会]鷲巣力、ベルナール・トマン
※参加費無料、同時通訳あり、要事前オンライン申し込み(www.mfjtokyo.or.jp
問合せ:日仏会館[Tel] 03-5424-1141、[Email]bjmfj@mfjtokyo.or.jp、[URL]https://www.mfjtokyo.or.jp

②「加藤周一を21世紀に引き継ぐために
加藤周一の厖大な蔵書と遺稿・ノート類を収めた「加藤周一文庫」を有し、作家に関わる資料調査や資料収集の情報発信を活発に行なっている立命館大学にて、「東アジアにおける加藤周一」をテーマに日本・韓国・中国の識者が会する国際シンポジウムが開催されます。

日時:2019年9月23日(月・祝)9:30 ~18:30
会場:立命館大学衣笠キャンパス(京都)、以学館1号ホール
登壇者:奈良勝司、李成市、池澤夏樹、孫歌、小関素明、樋口陽一、林慶澤、王中忱、ソーニャ・カトー
※参加費無料、発表は日本語、申込不要
問合せ:立命館大学加藤周一現代思想研究センター[Tel] 075-465-8225、[Email] rcsk@st.ritsumei.ac.jp

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