7/31-10/8「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館
「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館
藤田嗣治《カフェ》1949年、ポンピドゥー・センター蔵
Photo © Musée La Piscine(Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais / Arnaud Loubry / distributed by AMF © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833
明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は、エコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる藤田がこの世を去って50年目にあたります。
この節目に、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の協力を得た、藤田の画業の全貌を展覧する大回顧展が開催されます。本展覧会は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて、最新の研究成果なども盛り込みながら、藤田芸術をとらえ直そうとする試みです。藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作、初来日となる作品やこれまで紹介されることの少なかった作品も展示されるなど、見どころが満載。
2018年10月19日(金)~ 12月16日(日)には京都国立近代美術館に、さらに来年パリでも一部展観されます。
■会期:2018年7月31日(火)~2018年10月8日(月・祝)
休室日は月曜日、9月18日(火)、25日(火)
※ただし8月13日、9月17、24 日、10 月1、8 日は開室
■開室時間:9:30 ~ 17:30、会期中の金曜日は20:00 まで、8 月の金曜日は21:00 まで(入室は閉室の30分前まで)
■会場:東京都美術館(東京・上野公園)
■問い合せ03-5777-8600(ハローダイヤル)
■公式サイト http://foujita2018.jp