新刊・おすすめ書籍(『ふらんす』2025年2月号掲載)
◉トマ・スネガロフ/ヴァンサン・ルミール『イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学』工藤妙子訳(かんき出版、1760円)
◉山本英子『グラスランの経済学 18世紀における主観価値理論の先駆者』(早稲田大学出版部、5500円)
◉園山大祐『海外の教育のしくみをのぞいてみよう―日本、ブラジル、スウェーデン、イギリス、ドイツ、フランス』(明石書店、3300円)
◉セルジュ・ポーガム/ブリュノ・クザン/カミーラ・ジオルジェッチ/ジュール・ノデ 『貧困へのまなざし 富裕層は貧困層をどのように見ているのか』川野英二/中條健志訳(新泉社、3850円)
◉リュック・ボルタンスキー『批判について 解放の社会学概説』小田切祐詞訳(法政大学出版局、4180円)
◉『マルグリット・ド・ヴァロワ回想録』鍛治義弘訳(水声社、3850円)
◉宮内俊至『英雄伝記 オイゲン公子の生涯』(鳥影社、1980円)
◉笠間直穂子『山影の町から』(河出書房新社、2200円)
◉柏木隆雄『本居宣長・本居春庭・小津久足・小津安二郎 伊勢松阪の知の系譜』(和泉書院、3960円)
◉吉野内美恵子『バルザック『あら皮』研究 ダンテとラブレーから読み解く複合的構想』(水声社、4400円)
◉田中千惠子編著『西洋文学にみる魔術の系譜』(小鳥遊書房、2860円)
◉塚本昌則/鈴木雅雄編『〈現実〉論序説 フィクションとは何か? イメージとは何か?』(水声社、7700円)
◉ポール・サン・ブリス『モナ・リザのニスを剥ぐ』吉田洋之訳(新潮社、2640円)
◉エマニエル・アルサン『新訳 エマニエル夫人』河村真紀子訳(二見書房、2530円)
◉スタール夫人『コリーヌ あるいはイタリア』佐藤夏生訳(水声社、5500円)
◉西岡文彦『印象派の発明 美の技術革新と市場の創造』(勁草書房、2970円)
◉アントナン・プルースト『エドゥアール・マネの思い出』三浦篤監修、井口俊/泉美知子訳(中央公論美術出版、3520円)
◉大久保恭子/池野絢子/増田哲子/山口惠里子/河本真理/池田祐子『躍動する古典、爛熟する時代 アンリ・マティスからオットー・ディクスへ』(ありな書房、5280円)
◉荘真木子/塚本由紀江/橋本実千代『366日ヨーロッパの伝統色図鑑』(PIE International、2420円)
◉パリ・オペラ座バレエ団監修『入門 パリ・オペラ座バレエの世界』渡辺真弓訳(世界文化社、3850円)
◉アントワーヌ・ド・ベック/ノエル・エルプ『エリック・ロメール ある映画作家の生涯』坂巻康司/寺本成彦/寺本弘子/永田道弘訳(水声社、11000円)
◉サン‐ドニ・カフェ『シェフが旅して出会った、本当に美味しい 素朴なフランス郷土菓子』(グラフィック社、2090円)
◉クロード・ルイジエ『スイスの熟成士が教える 本格チーズの世界 60種のチーズと至福のレシピ』(グラフィック社、3960円)
◉サン・テグジュペリ原作、スティーブン・チョイ絵『Le Petit Prince 星の王子さま』八重樫慶訳(主婦と生活社、2200円)
◉ユーゴ・クレマン著、ドミニク・メルモー絵、ヴィンセント・ラヴァレック構成『消えゆく動物たちが教えてくれたこと』冨山真鶴訳(花伝社、2420円)
◉久松健一『フランス語単語大全 DELF B1, B2レベル対応[50のminiエッセイから3545語を展望する]』(駿河台出版社、3080円)
◉清岡智比古/レナ・ジュンタ『フラ語フレーズ集、こんなの言ってみたかった!(音声DL付)』(白水社、1870円)─すべて税込価格