イベント情報(『ふらんす』2023年12月号掲載)
◉展覧会「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」
パリのポンピドゥーセンターの所蔵品から、日本初出品の50点を含む貴重な作品が来日。キュビスムの主要作家約40人による絵画を中心に、彫刻、素描、版画、映像、資料など約140点を展示します。東京の国立西洋美術館で2024年1月28日(日)まで。月曜、年末年始休館。
https://cubisme.exhn.jp/
◉展覧会「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」
17世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探る。また、「ひまわり」に焦点をあてたコーナーを設け、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品を紹介。東京のSOMPO美術館にて2024年1月21日(日)まで。月曜、年末年始休館。
https://gogh2023.exhn.jp/
◉映画「Winter boy」(原題Le lycéen)
クリストフ・オノレ監督が自身の少年時代を題材に、思春期の恋愛や父の死による喪失と再生を描いた半自伝的映画。寄宿舎で暮らす17歳のリュカは父の事故死を受け、実家に帰る。葬儀の後、兄に連れられて初めてパリを訪れたリュカは、兄の同居人、リリオと出会う。優しいリリオに心惹かれるが、リリオにはある秘密があった。配給:セテラ・インターナショナル。シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほかで12月8日(金)より全国順次公開。
https://www.winterboy-jp.com/