オルセー美術館特別企画
ピエール・ボナール展
＠国立新美術館

ピエール・ボナール《猫と女性》1912年頃 オルセー美術館
©RMN-Grand Palais（musée d’Orsay） / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

19世紀末のフランスでナビ派の一員として出発した画家ピエール・ボナール（1867-1947）は、浮世絵の影響が顕著な装飾的画面により「日本かぶれのナビ」の異名をとりました。20世紀に入ると、目にした光景の印象をいかに絵画化するかという「視神経の冒険」に身を投じ、鮮烈な色彩の絵画を多数生み出します。

本国フランスでは近年ナビ派の画家たちへの評価が高まっており、2015年にオルセー美術館で開催されたピエール・ボナール展には51万人が訪れ、2014年のゴッホ展に次ぐ、歴代企画展入場者数の第2位を記録しています。

本展覧会は、オルセー美術館の豊富なコレクションを中心に、国内外のコレクションの協力を仰ぎ、130点を超える作品で構成されるボナールの大規模な回顧展です。油彩72点、素描17点、版画・挿絵本17点、写真30点といったさまざまなジャンルを通じて、謎多き画家ボナールの魅力に迫ります。

会期：2018年9月26日（水）～12月17日（月）休館日：火曜日
開館時間：10:00 ～ 18:00、毎週金・土曜日は20:00 まで
　　　　　ただし9月28日（金）、29日（土）は21:00 まで（入場は閉館の30分前まで）

会場：国立新美術館 企画展示室 1E［東京・六本木］

問合せ：03-5777-8600（ハローダイヤル）
展覧会ウェブサイト：http://bonnard2018.exhn.jp