今尾恵介(いまお・けいすけ)
1959年横浜市生まれ。中学生の頃から国土地理院発行の地形図や時刻表を眺めるのが趣味だった。音楽出版社勤務を経て、1991年にフリーランサーとして独立。旅行ガイドブック等へのイラストマップ作成、地図・旅行関係の雑誌への連載をスタート。以後、地図・地名・鉄道関係の単行本の執筆を精力的に手がける。膨大な地図資料をもとに、地域の来し方や行く末を読み解き、環境、政治、地方都市のあり方までを考える。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査、名古屋レール・アーカイブス会員。2017年に第2回斎藤茂太賞、2018年に第43回交通図書賞を受賞。
著書は『日本鉄道旅行地図帳』、『日本鉄道旅行歴史地図帳』(いずれも監修)、『地図で読む戦争の時代』『地図で読む昭和の日本』『地図で読む世界と日本(白水Uブックス)』、『日本地図のたのしみ』、『地図で楽しむ日本の鉄道』、『鉄道唱歌と地図でたどるあの駅この街』、『東京凸凹地形散歩』、など多数。