・クレール・エルジエールがジュリエット・グレコにオマージュを捧げたアルバム『グレコ、あなたを忘れない』発売
　デビュー間もない時に、ジュリエット・グレコ本人から「シャンソンはこんなふうに歌われるべきなのです！」と大絶賛されたクレール・エルジエール。2020年に亡くなったグレコにオマージュを捧げたいとの思いから生まれたアルバムで、グレコの多彩なレパートリーを収録。さらに、グレコの足跡を歌詞に表したオリジナル曲「N’oubliez pas Gréco（グレコ、あなたを忘れない）」を収録。（POS 4525506002939　リスペクトレコード、3190円）

・展覧会「クリストとジャンヌ＝クロード“包まれた凱旋門”」
　パリの凱旋門を布で包むプロジェクト、「L’Arc de Triomphe, Wrapped」の制作背景と実現に向けた長い道のりを多くの記録画像や映像を使って紹介。東京の21_21 DESIGN SIGHTにて、2023年2月12日まで。火曜日は休館。
http://www.2121designsight.jp/program/C_JC/

・映画「新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」（原題：Une saison （très） particulière）
　世界的パンデミック禍、パリ・オペラ座も閉鎖。ダンサーたちは3か月の自宅待機を経てクラスレッスンを再開。最高位のエトワールたちは、超大作「ラ・バヤデール」の年末公演に向け稽古を重ねていく。しかし、再びの感染拡大に伴い、開幕目前に無観客配信となり、初日が千秋楽となる幻の公演となってしまう。そんな激動の中で新エトワールが誕生する─。パンデミック禍の閉鎖からの復活の日々を撮影した情熱のドキュメンタリー。監督：プリシラ・ピザート。2022年8月19日より東京のBunkamura ル・シネマにて公開。