新刊・おすすめ書籍(『ふらんす』2023年6月号掲載)
◉池上俊一『少女は、なぜフランスを救えたのか ジャンヌ・ダルクのオルレアン解放』(NHK出版、1100円)
◉阪上孝『プルードンの社会革命論』(平凡社ライブラリー、2090円)
◉澤田直/岩野卓司編『はじまりのバタイユ 贈与・共同体・アナキズム』(法政大学出版局、3080円)
◉小林真紀/蛯原健介/菅原真編著『フランス憲法と社会』(法律文化社、2860円)
◉フランソワ・ヴィヨン『ヴィヨン全詩集』宮下志朗訳(国書刊行会、10780円)
◉ロラン・バルト『ロラン・バルト 喪の日記〈新装版〉』石川美子訳(みすず書房、4840円)
◉アラン・ロブ゠グリエ『弑逆者』平岡篤頼訳(白水社、4180円)
◉マルグリット・ユルスナール『火 散文詩風短篇集』多田智満子訳(白水社、3520円)
◉ジュール・ヴェルヌ『エクトール・セルヴァダック』石橋正孝訳(インスクリプト、5720円)
◉ローラン・ピネ『文明交錯』橘明美訳(東京創元社、3300円)
◉アベル・カンタン『エタンプの預言者』中村佳子訳(KADOKAWA、2640円)
◉ヴァレリー・ペラン『あなたを想う花 (上)』高野優/三本松里佳訳(早川書房、1980円)
◉篠田知和基『世界失墜神話』(八坂書房、3080円)
◉小田中章浩『戦争と劇場 第一次世界大戦とフランス演劇』(水声社、6600円)
◉梅本洋一『サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画〈増補新版〉』(ソリレス書房、3960円)
◉中島かずき脚本、安達正勝原作『サンソン ルイ16世の首を刎ねた男〈2023年版〉』(論創社、1650円)
◉赤松加寿江/中川理編著『テロワール ワインと茶をめぐる歴史・空間・流通』(昭和堂、4180円)
◉マーティン・ベイリー『ゴッホのプロヴァンス便り 手紙とスケッチで出会う、あたらしいゴッホ』岡本由香子訳(マール社、3278円)
◉アンリ・マティス『マティス 画家のノート〈新装版〉』二見史郎訳(みすず書房、8140円)
◉猪熊弦一郎『マチスのみかた』(作品社、2970円)
◉DianeVanier『フランスの食卓』ダコスタ吉村花子訳(グラフィック社、1650円)
◉エディット・ヴァシュロン/ヴァージニア・カール『こんにちは、アンリくん』松井るり子訳(徳間書店、1980円)
◉田中幸子/川合ジョルジェット『40の名詞からひろげる中級者のためのフランス語』(白水社、2750円)
◉久松健一『中級文法への道標 英語ができればフランス語ここに極まる!』(駿河台出版社、2860円)
◉蓮實重彦『フランス語の余白に』(朝日出版社、3993円)
◉おすすめ書籍
『休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方』(髙崎順子著、KADOKAWA、1870円)
フランスはいかにして、今のようなバカンス大国になったのか。日本がもっと休める国になるために、参考になる点はあるのか。フランスのバカンス文化を支える長期休暇制度の設計と運用、それを可能にする「働き方」と「休み方」の具体的なノウハウを伝える。働く側も、経営者も必見の一冊。著者は雑誌『ふらんす』で連載中の髙崎順子さん。
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