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イベント情報(『ふらんす』2024年5月号掲載)

展覧会

◉「ブランクーシ 本質を象る」展
ルーマニアに生まれ、やがてパリに出てロダンの助手も務めた20世紀を代表する彫刻家ブランクーシ。アカデミックな写実性やロダンの影響をとどめた初期から、対象のフォルムをそのエッセンスへと還元させていく1910年代、そして、「鳥」に代表される主題の抽象化が進められた1920年代以降の時期まで、彫刻家ブランクーシの歩みをうかがうことのできる展覧会が実現。日本の美術館で開催される、初の大規模なブランクーシ展です/会期:2024年7月7日(日)まで、会場:ARTIZON MUSEUM(東京・京橋)、[公式サイト]https://www.artizon.museum/exhibition_sp/brancusi/

シンポジウム

◉日仏文化講座「思想としての〈連帯〉と〈オートノミー〉——人と人との理想的なつながりを求めて」
「連帯とオートノミー」というフランスの社会思想とその今日的可能性について検討するシンポジ 展覧会ウムが開催されます。第Ⅰ部では「国際社会における連帯と自立」をテーマに、18世紀の国家連合からの思想的系譜を辿った上で、「戦間期の国際法思想」と「ヨーロッパ統合」について検討します。第Ⅱ部は「連帯と自治の社会秩序構想」をテーマに「アソシエーションの理念」、「連帯の聖性」、社会主義思想との連関、参加の思想に光を当てます。【講師】川出良枝(東京大学)、西海真樹(中央大学)、川島周一(明治大学)、金山準(北海道大学)、重田園江(明治大学)、北垣徹(西南学院大学)、高橋信行(國學院大学)、【コメンテーター】北川忠明(山形大学)、矢後和彦(早稲田大学)、【司会】山元一(慶應義塾大学)、伊達聖伸(東京大学)/日時:2024年6月1日(土)13:00~18:30、会場:日仏会館ホール、定員130名、参加費:一般1,000円、日仏会館会員・学生無料、言語:日本語、主催:(公財)日仏会館[公式サイト]https://www.mfjtokyo.or.jp/

映画

◉ジャック・リヴェット傑作選2024
ゴダールやトリュフォーらと並んでヌーヴェルヴァーグの中心的人物であり、1991年には『美しき諍い女』で第44回カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞、80歳を過ぎても精力的に活動を続けていたジャック・リヴェット。2022年に開催した〈ジャック・リヴェット映画祭〉に続き、貴重な3作品『地に堕ちた愛 完全版』『彼女たちの舞台』『パリでかくれんぼ 完全版』を全作品4Kデジタルリマスターによる修復版で公開決定!/会期:2024年4月19日(金)~5月9日(木)、会場:ヒューマントラストシネマ渋谷、[公式サイト]https://jacquesrivette2024.jp/

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