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イベント情報(『ふらんす』2024年2月号掲載)

◉展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」
第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催。印象派の作品を積極的に収集してきたウスター美術館からモネ、ルノワールに加えアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会す。初来日作品多数。東京都美術館にて4月7日㈰まで。月曜休館。https://worcester2024.jp/

◉展覧会「マティス 自由なフォルム」
フランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、アンリ・マティスの切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介。切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品。さらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまでを紹介。東京の国立新美術館で2月14日㈬から5月27日㈪まで。火曜休館。https://matisse2024.jp/

◉パリ・オペラ座バレエ団 2024年日本公演
363年の誉れ高き格式と洗練、エレガンスを極めたバレエの殿堂が4年ぶりに来日! 2022年には芸術監督にジョゼ・マルティネスが就任。オニール八菜、マルク・モローをはじめ新たなエトワールが任命され、今まさに新時代を迎えています。4年ぶりの日本公演で披露されるのは、クラシック・バレエの金字塔であり巨匠ヌレエフによって王子の悲劇性が濃密に映し出された『白鳥の湖』と、18世紀フランスの華麗にして退廃した社会を舞台にした破滅的な愛の物語『マノン』。未来のカンパニーを担う綺羅星のごときエトワールたちを筆頭に煌めくダンサーの活躍に期待が集まります。東京文化会館にて、2月8日から18日まで、2作品で全10公演。https://www.nbs.or.jp/stages/2024/parisopera/
・「白鳥の湖」全4幕 音楽:ピョートル・チャイコフスキー/振付・演出:ルドルフ・ヌレエフ 2月8日㈭18:30/2月9日㈮18:30/2月10日㈯13:30/2月10日㈯18:30/2月11日㈰13:30
・「マノン」全3幕 音楽:ジュール・マスネ/振付:ケネス・マクミラン 2月16日㈮19:00/2月17日㈯13:30/2月17日㈯18:30/2月18日㈰13:30/2月18日㈰18:30
・本誌特集に登場のマルク・モローは2月18日㈰13:30の出演です!
チケット:NBSチケットセンター 03-3791-8888 https://www.nbs.or.jp/ticket/ticket.html

◉映画「ゴースト・トロピック」(原題GhostTropic)「Here」(原題Here)
2014年に長編第1作を発表して以来、ベルリン、カンヌをはじめとする映画祭から熱い注目を集めているベルギーのバス・ドゥヴォス監督の最新の2作「ゴースト・トロピック」と「Here」が日本初上映。「ゴースト・トロピック」では、現代ヨーロッパの縮図ともいえる大都市ブリュッセルで、終電車を逃した掃除婦が帰宅するまでの小さな一夜の旅路を描く。「Here」では、誰の目にも触れない、植物学者と移民労働者が織りなす、些細で優しい日常の断片、他者と出会うことの喜びを静かに映し出す。2月2日からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開。配給:サニーフィルム。https://www.sunny-film.com/basdevos

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