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イベント情報(『ふらんす』2024年3月号掲載)

イベント・展覧会

◉展覧会「モネ 連作の情景」
国内外のモネの代表作約70点が一堂に会し、展示作品のすべてがモネ作品となる本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。また、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品もご紹介し、モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追います。大阪中之島美術館にて5月6日(月・祝)まで。月曜休館。
https://nakka-art.jp/exhibition-post/monet-2023/

◉展覧会「スーラージュと森田子龍」
1950年代から直接交流のあった画家のピエール・スーラージュと書家の森田子龍の展覧会を開催。スーラージュ美術館から出品される17点のうち16点は日本初公開。もう1点は、1951年に日本で初めて展示されたスーラージュの作品で、このたび約70年振りに来日。二人の作品合わせて約50点に加え、書籍や日記などの資料を通して、芸術家の出会いを考えます。兵庫県立美術館にて3月16日(土)から5月19日(日)まで。月曜休館。

公演・映画

◉映画「ジャン゠リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争」(原題Film annonce du film quin’existera jamais: ‘Droles de guerres’)
2022年に他界した巨匠ジャン゠リュック・ゴダールの遺作となった短編映画。ゴダール自身による手書きの文字、絵、写真、映像のコラージュに音楽やナレーションをあわせた20分の作品。音楽とサウンドトラックの切れ目にはゴダール自身の老いた、穏やかな、そして激しく震える声を聴くことができる。2月23日から新宿武蔵野館ほか全国公開。配給:ファインフィルムズ、コムストック・グループ。
https://godard-phonywarsjp.com/

◉ 映画「DOG MAN ドッグマン」( 原題Dogman)
リュック・ベッソンが実際の事件に着想を得て監督・脚本を手がけたバイオレンスアクション。「ドッグマン」と呼ばれるその男は犬小屋で育てられ暴力がすべての少年時代を過ごす。犬たちの愛に助けられてきた男は、絶望的な人生を受け入れて生きていくため、犯罪に手を染めてゆくが、「死刑執行人」と呼ばれるギャングに目を付けられてしまう。3月8日から丸の内ピカデリーほか全国公開。配給:クロックワークス。
https://klockworx-v.com/dogman/

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