◉シンポジウム「文学批評、その理論と展望」
文学作品を前にして、感想から解釈へ、感動から批評へといかにして飛躍するか。『批評理論を学ぶ人のために』（2023）の執筆に関わった４人の著者が、フェミニズム、伝記、法、社会などを切り口に、文学批評の現在地と展望について語るシンポジウムが開かれます。
パネリスト：小平麻衣子（日本文学）、巽孝之（アメリカ文学）、川島建太郎（ドイツ文学）、小倉孝誠（フランス文学）／日時：2023年7月7日（金）、15：00-18：00／場所：慶應義塾大学三田キャンパス北館1階北館ホール（対面開催、入場無料、予約不要）

◉「マティス展」
フォーヴィスム（野獣派）の中心的な存在として、また絵画の改革者として、色彩と形の探求に生涯を捧げた、20世紀美術を代表するフランスの巨匠アンリ・マティス（1869-1954）。世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するパリのポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て、日本で約20年ぶりに大規模な回顧展が開催されています。東京都美術館にて、2023年8月20日（日）まで。月曜休室。
https://matisse2023.exhibit.jp/

◉「CLOSE／クロース」
第75回カンヌ国際映画祭で「観客が最も泣いた映画」と称されグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされるなど各国の映画賞で47受賞104ノミネートを果たした話題作。色鮮やかな花畑や田園を舞台に、無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いた物語。
監督：ルーカス・ドン
配給：クロックワークス／STAR CHANNELMOVIES。2023年7月14日（金）より全国公開
https://closemovie.jp/

◉第14回日仏会館フランス語コンクール
恒例のフランス語スピーチコンクールが3年ぶりに開催されます。奮ってご応募ください。
【課題テーマ】
第1部門（上級）
Ce que la vie confinée nous a appris
コロナ下の生活から私たちが学んだこと

第2部門（中級）
La plus belle rencontre de ma vie
私の人生の最もすばらしい出会い

【応募資格】
日本在住者。年齢・国籍は問わない。その他の条件については、日仏会館ウェブサイトなどを参照のこと。

【応募要領】
いずれかの部門のテーマでスピーチ原稿を作成し、タイトルは自由につけ、ウェブフォーム（https://www.mfjtokyo.or.jp/concour.html）に応募者情報を入力のうえ、提出原稿をアップロード。

【審査】
［書類選考］締切は2023年9月25日（月）23：59
［決勝大会］スピーチと質疑。11月23日（木・祝）13：00-18：00頃、 日仏会館ホールにて